新しいセグメント機能のリリースと
現メーリングリスト機能の移行案内について ※6/30追記

2025年06月19日

いつもferret Oneをご利用いただき、ありがとうございます。
この度ferret Oneの「メーリングリスト機能」のアップデート版として「セグメント機能」を新たにリリースいたしました。

そして、新しいセグメント機能のリリースに伴い、現在の「メーリングリスト機能」は2025年11月末をもって廃止とさせていただきます。

本リリースでは、新しいセグメント機能のアップデート内容と、
現メーリングリスト機能(以下、旧メーリングリスト機能)からの移行案内についてお知らせします。

リリース延期のお詫び ※6/30追記

6/19にリリースした新セグメント機能ですが、一部不具合が発生したため、リリース時期を延期させていただく運びとなりました。
ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございません。

本不具合につきましては修正の上、7月中(詳細未定)での再リリースを予定しております。
何卒ご理解いただけますと幸いです。

はじめに~新しいセグメント機能について~

新しいセグメント機能では、これまで多くの皆様からご要望をいただいていた「OR条件」の解禁や、
複数の「条件グループ」の作成など、これまでできなかったセグメントの作成が、他のMAツールと全く遜色なくできるようになります。

新しいセグメント機能は、今の「メーリングリスト機能」に代わる機能です。
機能名が変わりますが、メールの配信リストを作成・管理するという目的の機能である点は共通です。

また新しいセグメント機能は、新旧問わず全てのプランでご利用いただけます。

ぜひこの機会に、ferret Oneでのメール配信をご検討ください。

新しいセグメント機能は、「リード」メニューの配下にあります。設定場所が異なるのでご注意ください。

詳しい画面説明はこちら(ヘルプページ)

リリース内容

リストでOR条件が組め、条件グループの作成も可能になりました

これまではAND条件組み合わせでしかリストを組めませんでしたが、AND条件とOR条件を組み合わせて使えるようになりました。

またこれに伴い、複数のOR条件を組み合わせた条件グループを作ることもできるようになりました。

AND条件とOR条件が組み合わせで使えます(例↓)

  • ルールグループが作れます① 親がOR・子がAND

    • (りんご AND ばなな)OR (すいか AND ぶどう)

  • ルールグループが作れます② 親がAND・子がOR

    • (りんご OR ばなな) AND (すいか OR ぶどう)ルールグ

セグメントに使える条件を大幅に拡充しました

これまでは条件として組めない設定も多くありましたが、今回のリリースでセグメント作成に使える条件を大幅に拡充しました。

例えば「選択項目の選択肢をプルダウンで選べる」「日付の期間指定ができる」「項目の値がある/ないでの判別が可能」などもできます。

【新セグメントで設定できる条件】赤字:今回新たに対応

新旧セグメント機能の、条件指定の比較表(Excel)もご準備いたしました。

Excelでも見れる形にしておりますので、合わせてご確認ください。

セグメント条件の関係性が直感的に分かる見た目にしました

これまでの旧メーリングリスト機能は、そもそも各条件がAND条件なのかOR条件なのかが分かりにくい見た目でした。

今回の条件式の拡充に伴い、「かつ(AND)」「または(OR)」の言葉で条件指定をわかりやすくしました。

新セグメント機能で作成したリストに、メルマガを送ることができます

新しいセグメント機能で作成したリストに、メルマガを送ることができます。

11月いっぱいまでは、旧メーリングリスト機能で作ったリストと双方から選択することができます。

インポートによる新セグメント作成にも対応します

外部のCSVファイルをインポートして、そのまま新セグメントとして利用できるようになりました。

なお、インポートする場所は変更になります。

旧メーリングリスト機能では「メール>メーリングリスト」からインポートをしてリストが作成できましたが、
新セグメントではインポート箇所を「リード>リード一覧」に統一します。

インポートのマッピング設定で「インポートするリードでセグメントを作成する」にチェックを入れると、
インポートしたリード一覧がセグメントとしても保存できるようになります。

新セグメントの活用方法~営業リストの作成にも~

新しいセグメント機能は、ferret Oneの「カスタム項目」機能と組み合わせることで、様々な使い方ができるようになります。

すなわち、目的が「メールの送信対象者を指定する」の域にとどまらず、営業管理にも活用することもできるのです!

①アプローチ対象リードをリストアップして、架電リストに

カスタム項目に、リードへのアプローチステータス(リード状況)を定義して入力すれば、
未アプローチ対象のリードに絞り込むことで、それを架電リストとして運用することができます。

セミナーなど施策に付随するラベルの有無や、その他精査条件と組み合わせれば、より精度の高いリストにすることができます。

②案件化リードを抽出して、追客リストや商談レポートに

カスタム項目に、商談のステータス(商談ステータス)を定義して入力すれば、
追客リストとして運用したり、抽出されたリード数を数えればKPI管理にも使うことができます。

旧セグメント機能の廃止予定について

今回の新セグメントのリリースにあたり、現在の旧メーリングリスト機能は廃止いたします。

今後は、新しいセグメント機能でメーリングリストをご作成ください。

また、旧メーリングリスト機能にあって今後も活用するリストについては、お手数ですが新セグメントへの移管(再作成)をお願いいたします。

移行期間を半年ほど設けさせていただき、現セグメント機能は25年11月頃をメドに廃止します。

旧メーリングリスト機能にあるメーリングリストはすべて消滅し、新規作成もメール配信時の設定もできなくなります。

※メーリングリストが消滅するだけで、リスト内のリード情報そのものは消滅しませんのでご安心ください。

よくある質問

Q.

新セグメントはどのプランで使えますか?

A.

今回のセグメント機能は、全てのプランでお使いいただけます。現在のプランの見直しや、最新のプランや機能について確認を希望される方は、こちらのフォームよりお問い合わせください。

Q.

旧メーリングリストから新セグメントへ、自動での移行は可能ですか?

A.

恐れ入りますが、自動でのリストの移管は不可となっております。お手数ですが、新セグメント機能での同じ条件でのセグメント作成をご対応いただけますと幸いです。

Q.

メルマガの配信先として、新セグメントのリストと旧メーリングリストのリストの両方を選択することはできますか?

A.

恐れ入りますが、メルマガのリスト選択における新セグメントのリストと旧メーリングリストの併用はできません。どちらか片方のみであれば、複数のリストを組み合わせて配信することはできます。

Q.

インポートで生成した旧メーリングリストと同じリストを、新セグメント機能に移管・再現する方法を教えてください。

A.

こちらは、旧メーリングリストのリードを一度エクスポートし、そのCSVファイルを再度インポートし、セグメントとして保存することで移管が完了します。

さいごに(今後のMA機能の開発予定について)

今回は、新セグメント機能のアップデートに関するリリースについてお知らせしました。

これからferret Oneは、MA機能のさらなる圧倒的な進化を予定しております。時期は未定ですが

 

  • 営業向け権限の開発 (顧客情報○・サイト編集×など)
  • API開放やWebhookによる外部ツールとの連携強化
  • ワークフロー機能 (業務プロセスの自動化やステップメール)
  • 資料閲覧ユーザーの検知
  • 行動検知機能の改善 (検知条件や完了アクションなど)
  • 30分で準備が完了するセミナー機能
  • AIによるナーチャリング施策支援 (戦略立案/施策実行支援)

 

など様々な機能開発を予定しておりますので、楽しみにお待ち下さい。

今後もferret Oneをどうぞよろしくお願いいたします。

関連記事一覧

ページTOPへ戻るボタン