今年は定期開催決定！ferret Oneプチユーザー会開催レポート～2023.11.24～

いつもお世話になっております！ferret OneCSの岩本です！

2023年11月24日（金）に、今期2024年のCSとしての動き方を検討する一環で「プチユーザー会」を開催いたしました。

今回開催したプチユーザー会には、ferret One導入1年目の企業さまから、3年以上ご利用いただいている企業さままで、合計4社7名の方にご参加いただきました。

• ユーザー会ってどんなことをするの？
• ユーザー会の雰囲気どんな感じなんだろう？
• 他社さんはどのような施策を行っているのだろう？
• サクセスストーリーはよく聞くけど、失敗した施策とかはあるのかな？

など、あるある話や独自の経験談まで、貴重なお話をいただいたプチユーザー会当日の様子を、ハイライトでご紹介いたします！とても貴重なプチユーザー会となりましたので、是非ご覧ください！

ferret Oneユーザー会とは？

ferret Oneカスタマーサクセスチーム（以下CS）では、今までもユーザー会やオンライン・オフラインでの「もくもく会」などの取り組みを行ってきました。その中でコロナ禍や体制変更等の問題もあり、各ユーザーさま向けイベントが惜しくも一旦ストップしていた状況でした。

ですが2024年は、ferret Oneで新たにカスタマーマーケチームを立ち上げて「ユーザー会」などのイベントを開催していく予定です！

今期開催予定のferret Oneユーザー会では、日頃からferret Oneをご利用いただきマーケティングを推進しているユーザーの皆さまへの感謝の気持ちを込めて、ferret Oneをご利用いただいているマーケターの皆さまのナレッジ共有や情報共有の場、ユーザーさま同士のネットワーキングの場にしていただき、「明日からのWebマーケティング活動」を前進していける場にしていきたいと思っております。

どんなことをやったの？当日の流れ･タイムテーブルのご紹介

当日は、ferret Oneの乾杯の挨拶から始まり、ferret Oneのビジョンや今後の開発展望を発表しました。続いて、各参加企業が自社の取り組みをプレゼンテーション形式で紹介しました。
ご歓談時間では各社さまで自由にご歓談いただくとともに、ferret OneCSも含め交流させていただきました。
最後にはferret OneのCSからのご挨拶や、代表秋山から閉会の挨拶を行っています。
プチユーザー会でしたので3時間ほどの開催ではありましたが、全体を通じて、ご参加いただいた企業さまの1人ひとりがマーケノウハウや新たな視点･気づきを持ち帰っていただけた1日となりました。

当日の様子・各社プレゼンテーション

当日の会場は和気藹々とした雰囲気の中、様々な情報が飛び交い活気に満ち溢れていました。ferret Oneからはプロダクト開発責任者の小松が、ferret Oneの今後の展望をお話しました。
また、参加各社からも、自社の取り組みや成功事例、困難を乗り越えるために行った戦略など、様々なテーマでプレゼンテーションが行われました。

ferret Oneの今後の開発方針（プロダクト責任者：小松）

ferret Oneのプロダクト責任者である小松から、ferret Oneのビジョンや2023年にリリースした機能の総括、今後のferret One開発方針とリリース予定の新機能の紹介等をお話しました。
その中で特に好評だったのは、「今後リリース予定の新機能の紹介」でした。

プロダクトのビジョンや、担当CSからプロダクト側へ共有しているお客様からの声を元に検討し順次新機能をリリースしておりますが、日頃はプロダクト側とお客様の接点もあまり設けることができず、開発側から直接お客様へお話しいただく場面は新鮮さもありアツくなりました。

ferret Oneが近い未来に目指している姿を共有させていただいたことで、ご参加いただいた企業さまにも大きな反響をいただきました。

商材難易度が高くマーケがハマらない･･?!課題発見から新たな体制で再スタート！（株式会社divxさま）

サイト：https://www.divx.co.jp/

2023年にferret Oneをご導入いただいたDIVXさま。サイト公開から1年未満で、大きな体制変更などもありましたが、直近は新たなマーケ体制でferret Oneを活用してガンガンマーケを進めていただいています！今回はマーケに取り組み始めてから分かった組織の課題感や、最初のマーケの動き出し方のフェーズについてお話いただきました。

課題：動き出したばかりのWebマーケティングの取り組みで、各部署が困惑したままのスタート。社内共有&ノウハウ不足で手探りの状態に
DIVXさまは「コンサルティングからサービス開発、運用までのDX化支援」をご提供しており、お客様独自のニーズに合わせたコンサルティングが求められ、カスタマイズされた解決策や事例を提案する必要があります。
そのため商材難易度が高く、当初はリードを獲得することより営業課題の優先度が高くなりました。
その際にWebからの目標が固まらないままマーケメイン担当が営業側に異動となり、WEB広告を打つというぼんやりとした計画だけが引き継がれ、運用をした結果、実行結果は思わしくなく、一旦広告運用をストップする状況に。

取り組みと成果：“やるべきこと”を明確化することで施策にも着手！新規獲得やナーチャリングも好調！
新規リード獲得も達成ベースで、特にナーチャリングの成果としてはハウスリストからの商談化率がおよそ3%という成果もでました！
リピートでの案件が多い業界だが新規案件獲得にも注力すべきという社内の認識合わせができたことによって、リード獲得の優先度も見直され、現状のマーケ状態の理解と目標設計、施策の振り返りもきちんと行っていきました。新しいマーケ体制でもやるべき施策が明確になり、新規リード獲得・ナーチャリングも順調に行えている状態になり、施策がヒットする状態を作れています。

マーケの立ち上げ直後の施策や取り組みについて詳細にお話をいただきました。ferret One導入直後～運用を開始したお客様に是非お届けしたい内容で、ご参加いただいた企業さまからは「ハウスリストへのアプローチの重要性も改めて認識しました」というお声もいただきました。

地方分権マーケからナレッジ集約に成功！CV数も140%成長（株式会社ネクスウェイさま）

サイト：
https://faxdm.nexway.co.jp
https://smslink.nexway.co.jp
https://dm.nexway.co.jp
https://b2bform.nexway.co.jp
https://chainstore.nexway.co.jp
https://ekyc.nexway.co.jp
https://iyaku.nexway.co.jp

2021年からご導入いただき、現在は全7サービスのサービスサイトをferret Oneで運用されているネクスウェイさま。
複数サービス・複数アカウント利用ならではのマーケ運用と、マーケナレッジの集約や組織体制等の内容をお話いただきました。

課題：サービスごとに独立した縦割り組織。同じ失敗を他部署で繰り返してしまう負の連鎖に･･･
ネクスウェイさまはサービスごとの事業部制で、サービスごとにセールスとマーケがいる“縦割り”の“独立”した組織体制でした。ferret One導入後もこの状態は続き、マーケ担当が7名に増えたものの、それぞれが独立してマーケを運用する体制は継続･･･失敗に終わった施策は実は他サービスで既に経験済みだったり、新たな良い施策を見つけても共有する場がなく、施策数は1サービスで運用している企業の7倍なのに、PDCAの効果は7倍は出せていない状態が続いていました。

取り組みと成果：複数アカウントの活用で社内コミュニケーションコストは大幅減少！各部署のマーケナレッジ集約で施策の精度も向上！CV数は140%増！
ferret One導入前の状況から脱却するために現在は週2回の全事業部マーケ共有会でナレッジの蓄積／施策アドバイス・実行を実施しています。
ferret One導入時に目指した目標は「マーケティングGにナレッジが集約され、社内全体にノウハウを波及できている状態」。複数アカウント活用でのコミュニケーションコストを大幅に削減しつつもこの目標を達成し、施策Tipsなども集約しながらCV数は140%の成長！
1サービスで行った成功事例は踏襲し、逆に同じ失敗経験は繰り返さないように共有、課題があったら解決していけるように運用しています。　

今回ご参加いただいた企業様の中でferret Oneの導入歴も1番長く、ユーザー会の場でも大変貴重な経験談をご共有いただき、ご参加企業様もマーケの組織体制と取り組み方について非常に関心されていて、「今後のマーケ組織体制づくりの参考にしたいです」というお声もありました！

オーガニック流入は3000%成長！人手不足でも効率的に成果を出す！（アルー株式会社さま）

サイト：
https://service.alue.co.jp/
https://etudes.jp/

2021年のマーケティング部門の立ち上げ時にferret Oneをご導入いただき、同時に2つのサービスサイトの運用を開始したアルーさま。特にオーガニック検索から右肩上がりの成果を出されております。
成果を出すまでの施策実施スケジュールや、これまでの苦しい道のりもお話いただきました。

課題：担当者はマーケ・営業・全社横断PJなど管掌範囲が広く手一杯･･･リソースもない中で効率的に進めていくにはどうしたらいいかが課題
ferret One導入とともにデジタルマーケティングGの立ち上げがあり、まだ社内で運用環境が整っていないことや、マーケ責任者である羽鳥さまも多くの部署が管掌範囲にありリソースは圧倒的に不足している状態。羽鳥さま+メンバー2名というリソースの少ないところからのスタートで施策を打つ計画はあるものの計画通りのリソース補充はなく、効果を出さなければいけない反面、採用も進まないため、逼迫するリソースの中で走り続ける状況が続きました。

取り組みと成果：社外リソースを有効活用！マーケ人材の常駐でLPOやSEOに注力し、流入は3000%以上増加！
社内リソースが不足しているので「マーケ常駐人材」を一時的に入れ、「記事制作」も社外に出し、社内リソースをより上流の企画･ディレクションに活用できるようになりました。
オーガニック流入は導入時から3000%の成長をしておりCVも右肩上がり！Webからの成果をしっかり分析し「デジタルマーケティングはCACとPaybackPeriodも良好」という結果を伝えることで、社全体でマーケの注目度も高まりました。
2年目には新規リード獲得数が1年目の8倍ほどに成長し、サービスサイトが新規リード獲得量の最も多いチャネルとして社内で評価されています。現在はリソースの補充もあり社内で内製化できる部分も増えてきて、さらなる成長が楽しみです！

ユーザー会の場では今まで取り組んだ施策の詳細やスケジュール、成果を出すまでの道のりをお話いただき、どの企業さまもとても関心されており「早速、自社の施策改善にも活用しようと思います」というお声も多くありました！

CVが多すぎて対応しきれない！営業との連携で大型案件の受注！（株式会社キトーさま）

サイト：https://kito.co.jp/

2022年にferret Oneをご導入いただき、サイト公開後から爆発的な成果を出しているキトーさま。
全社の重要プロジェクトとしてWebマーケをスタートし、サイト公開直後から十分すぎるほどの流入数とCV数を獲得できるという成果が出ていましたが、成果が出ているが故の苦労や工夫、社内体制の調整方法等もお話いただきました。

課題：サイト公開直後から4桁のCV！でも、マーケ担当2名では対応しきれず、協力者もいない･･･
ferret Oneへのサイト移行により、サイト公開初月で想定をはるかに超える4桁のCVを獲得し、自社におけるWebマーケティングの大きな可能性が明らかになりました！しかし、マーケ担当者がわずか2名と限られているため、急増するリードに迅速に対応するのが困難に。より技術的な問い合わせも増加しており、営業や技術担当者との連携が不可欠になっている状況があったものの、「Webマーケティング」は社内でも初の試みであるため、当時の営業担当者はWebからの新たなお問い合わせに対してはまだまだ懐疑的でした。

取り組みと成果：インサイドセールスの立ち上げで社内連携が進み、年間売上目標は500%達成！
マーケ担当の方で“片手間でのリード対応”は無理と判断しインサイドセールスチームを試験的に発足。結果としてWeb経由でのリードから大型案件の受注が実現し、社内的にもWebマーケティングの重要性が認知されました。
マーケと営業の連携が加速し年間売上目標の500%達成を実現、社内営業からも求められるマーケティングチームへと進化しています。
インサイドセールスの積極的な取り組みにより、これまで見えてこなかった顧客の声を聞くことができ、営業の前段階での事前ヒアリングを通じて、代理店販売を取っている関係で今まで見ることができなかったエンドユーザーと直接コンタクトを取る機会を得られました。

圧倒的な成果の背景にあるリード対応や営業連携の必要性など、非常に実践的な経験をご共有いただきました。ご参加いただいた企業様からも「こんなに実践的なお話を聞けて大変勉強になりました」というお声をいただきました。

ユーザー会を終えて（今後の展望について）

今回のプチユーザー会では、各社プレゼンテーションのお時間を設けて、当時の課題から具体的な解決方法、マーケティングの成果について、自社ならではの経験談も合わせて発表していただきました。
ユーザーさま同士でもマーケティングの情報交換やプレゼンテーション内容へのご質問などについてお話されており、新たな繋がりを作っていただいている場面を見ることが出来て大変嬉しい気持ちでいっぱいです！

ご歓談時間にはferret Oneメンバーも合わせて交流をさせていただき、改めてferret Oneユーザーの皆さまのリアルな声を聞くことができ、活力をいただく素敵な機会になりました。

改めて当社のプロダクト「ferret One」がどのようにユーザーの皆さまに使われ、どのような価値を提供できているのかということ。そして、それをさらに高めるためには、ユーザーの皆さまと密接に連携し、フィードバックを取り入れて改善を進めていくことの重要性を強く感じています。

これからもユーザーの皆さまに、ferret Oneを通じて更なる価値提供ができるよう目指して参ります。

また、2024年1月より、ferret Oneカスタマーサクセス部に「カスタマーマーケティングチーム」ができました！今後多くのお客様からご要望いただいていたユーザー会の開催や、セミナーの開催、お役立ち記事の配信等、ユーザーの皆さんの成果をご支援する企画を行ってまいります。休止していたもくもく会もカスタマーマーケティングチーム主導で復活する予定です！

2024年は、ユーザー会の毎月開催を予定しております。
ユーザー会に出てみたい方・こんなテーマで開催して欲しい！というご意見・ご要望を受け付けております。
1分以内でご記入いただけるアンケートフォームをご用意しておりますので、是非下記よりご意見いただけますと幸いです！

次回のユーザー会ではより多くの皆さまにお会いできることを楽しみにしております！✨