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「リソース不足」を解消!外注のメリットと注意点を知って効率的に成果を出す!


目次[非表示]

  1. 1.リソース不足の事例
    1. 1.1.リソース不足の典型例①
    2. 1.2.リソース不足の典型例②
  2. 2.それぞれの施策にかかる工数と削減方法
  3. 3.外注したけど上手くいかないケース
    1. 3.1.流入増加に寄与する内容を外注したが、本質的な課題はCVR向上だったケース
    2. 3.2.CVR向上に寄与する内容を外注したが、本質的な課題は流入増加だったケース
    3. 3.3.早い!安い!だけの基準であまり比較せずに選んで失敗するケース
  4. 4.外注することのメリット
  5. 5.まとめ
  6. 6.おまけ


どの業種・業界でも人材や時間などのリソースが不足する場面が増えており、お客さまからも日々このようなお声をいただくことが多いです。

  • マーケは1人でやっているから、施策をご提案いただいてもできることが限られてしまう
  • マーケ担当者と営業が連携を取れていないから、マーケで獲得したリードはマーケ側のみで対応する必要がある
  • マーケと営業兼務なので売上に直結する営業の方にリソースを割かなくてはいけない
  • マーケ人材の採用が上手く進まない、こういう人材を採用したいんだけど・・・

そこで、一つの解決手段としておすすめしたいのが「外注」です。ただし、ただ単に外部に業務を依頼するだけではなく、効果的に活用するための考え方や手法が必要です。
本記事では、リソース不足の事例から外注のメリットまでを解説し、その活用方法をご紹介いたします。



リソース不足の事例

上記で記載したように、リソースが足りなくなる状況は様々です。大きなビジネスチャンスや急な業務増加に伴い、手持ちのリソースだけでは対応しきれない場合や、マーケで更なる成果を出すために新たな施策を追求したいときにリソースが不足するなどがあります。
そこで、具体的にどのような状況でリソース不足に陥るのか、2つの典型的なケースを見てみましょう。

リソース不足の典型例①

最初のケースは、営業成績が好調でリードが増えてきた場合です。これはまさに「嬉しい悲鳴」ですが、マーケティングチームの体制が整っていないときにこの状況が起こると、顧客からの問い合わせやニーズに応えるためのリソースが足りなくなる=リードが捌けない状況に陥ることがあります。

リソース不足の典型例②

2つ目のケースは、新たな施策を打ち出して更なる成果を出さなければならない時です。リソースが不足している状態でもたくさん施策を打たなければいけない状態というのは、一見「悲鳴」かもしれませんが、実はこれも新たなチャンスをつかむためのステップと言えます。


それぞれの施策にかかる工数と削減方法

各種業務の実施には、多くの工数が必要となります。この工数を把握することで、どんな業務をどの程度外注すべきか、外注によりどれくらい工数が削減できるのかを明確にすることができます。
下記は施策実行にかかる想定作業工数です。
こちらには代表的なマーケティング施策と、その工数を書き出しております。


皆さまも、「これくらい時間がかかってしまっているな」と実感できる内容もあるのではないでしょうか?
例えば表に記載されている「SEO記事制作」は下記のようなステップを踏みます。

  1. KW企画作成・立案(1.5h)
  2. 骨子作成(2h)
  3. 原稿内容作成(3h)
  4. 校正校閲(3h)
  5. 入稿(0.5h)

月に5本ずつ記事を書いていこうとするとおよその工数としては50時間程度かかると想定します。

上記全て実施しようとすると130時間程度の想定になり、
毎月20営業日*8時間勤務とすると160時間のほとんどを使うことになります。
マーケ専任であれば、フルで時間を使って実施できる内容になりますが、お問い合わせへの対応、チームの定例、日々の社内連絡など、他業務もある場合では、現実的に実施していくことが非常に難しいものです。

ここで外注・制作代行を使うことにより「SEO記事制作」については50時間分の工数の削減ができます。また、SEO記事制作1つをとっても、各工程ではそれぞれのプロフェッショナルが担当をするため、非常に効率的にクオリティを担保した記事をご提供できます。

※ferret Oneでご提供する際の体制

また、上記の表以外の内容になりますが、例えばウェブサイト制作(CSSやJavaScriptなどのコードを書くようなもの)やライティングスキル、デザインスキルなど、特殊なスキルや時間を要する業務を外注することで、著しく工数を節約することもできます。
工数削減のための一つの手段が外注です。上記表のような具体的な工数の目安を見てみると、外部リソースを使うことでよりスピーディーにマーケティングを推進できます。


外注したけど上手くいかないケース

メリットもあれば外注してみたけど思うように効果が出ないケースもあります。
それは大きく分けると「外注すべき内容が違ったパターン」と「比較検討せずに失敗してしまうパターン」です。
それぞれのパターンを見ていきましょう!

流入増加に寄与する内容を外注したが、本質的な課題はCVR向上だったケース

サイトの流入増加のために「記事制作」を外注してみたが、サイトとして課題があったのは「CVRが低い」ことだった、というケースがあります。
こういった場合は、流入増加に寄与する「記事制作」ももちろん大切ですが、それよりも先に「CVRを向上させる施策」が優先度としては高くなります。
サイトへの流入を増やしても「CVできるもの」がないとCVに繋がりません。「お問い合わせ」は1番ハードルが高いとされているので、まずは「ホワイトペーパー」などのライトなCVの設置を検討することが本来の優先事項だったといえるでしょう。

CVR向上に寄与する内容を外注したが、本質的な課題は流入増加だったケース

CVRをあげたいから「ホワイトペーパーや事例作成」を外注してみたが、サイトとして課題があったのは「そもそものサイトの流入が少ない」ことだった、というケースもあります。
こういった場合は「ホワイトペーパーや事例作成」と合わせて、まずは「流入増加」の施策が必要でした。そもそも流入が少ないサイトではターゲットが来る可能性も少ないと想定できます。

  • 短期的な流入増加施策としてリスティング広告で顕在層の流入→「サービス紹介資料のダウンロード」や「お問い合わせ」に促す
  • 中長期的な流入増加施策としてSEO記事を拡充する→潜在層~準顕在層に合わせたホワイトペーパーを用意し、CVしてもらう

課題に対しての外注内容はズレがないか?これをやることでどのような成果が見込めるのか?という部分はしっかり考えてから施策や外注を検討し、ただ単に依頼をするだけでなく「効果的に使うこと」が重要です。

早い!安い!だけの基準であまり比較せずに選んで失敗するケース

世の中には早くて安くて質の良い業者もたくさんあります。しかしながら「安かろう悪かろう」という言葉もあるように、早さと安さだけを基準に外注先を選んでしまうと、思わぬ失敗を招くことがあります。
たとえば、

  • 「記事制作」を依頼したがまったく効果が発揮されない、ターゲット外が多く流入してしまう
    • →こういう場合はキーワードの選定やターゲットの確認をしっかり行い、事前にどれくらいの流入が見込めるのか?を把握しておきましょう
  • 広告運用に使用する「LP制作」を依頼したが広告から成果がでない
    • →BtoBの知見がある外注先に依頼できていますか?また、ターゲットや商材理解はしてもらえていますか?デザイン重視で内容がおろそかになっていると広告からの成果に直結しない場合もあります

これらの内容から、安さと速さだけを求めて外注を行うと、結果的には品質の低下や自社イメージの損失、更には再作業のための余分なコストと時間を要するなどの問題を引き起こす可能性もあります。
外注先を選ぶ際には、安さや納期だけではなく、その業者のスキル、評判、過去の実績も考慮することが重要です。また、依頼する業務ごとの具体的な要件、期待する結果を明確に伝え、定期的なコミュニケーションを取ることで、予期しないトラブルを防ぎましょう!


外注することのメリット

これまでは「外注したけど上手くいかないケース」についてお話しましたが、自社に合った適切な外注先を選べると多くのメリットがあります。
その最大のメリットは「正しい打ち手を推進するためのスピードを買えること」です。
例えると「山の頂上を目指すときのロープウェイ」のようなもので、時間をかけて一歩一歩登り続けることに比べて、登る時間をショートカットできる効果があります。
もちろん、そもそも目指す方向が間違っていた場合は効果が発揮されません。



効果が期待できる施策において、外部の専門的なスキルを持つ人材に業務を任せることで、より高品質でスピーディーな業務遂行が可能になります。
例えば「医療系に強い」「教育系に強い」などの業界・業種に特化した知見を持っていたり、「BtoBに強い」「BtoCに強い」というアプローチが違うターゲットそれぞれへの知見・実績を持っている外注先を選定できるとベストです。


さらに、内部リソースを自社のより重点的に進めるべき業務に集中させることが可能となり、結果として会社全体の成果最大化につながります。


まとめ

今までのケーススタディなどを振り返り、外注を検討する時に確認して欲しいことは下記の4ステップです。

1.課題の明確化

  • 現在のWebサイトの数値を確認し、不足している内容を洗い出しましょう。その中で何から着手していくべきか?の優先度をつけて取り組みましょう。

2.自社のリソースと対応可能/不可能の判断

  • 自社内でできる範囲と限界を明確にし、どの業務が内製可能か、またはどの業務が外部サポートを必要とするかの判断をしましょう

3.外注業務の範囲と目的の確認

  • 外注する業務の具体的な範囲を定義し、それによって達成したい目標やKPIを確認しておきましょう

4.コストと効果(費用対効果)の分析

  • 内製に必要なコストと外注する場合のコストを比較し、設定してある目標やKPIにどれくらい寄与できるものか、効果が出るまでにどれくらいかかるものか?把握しておきましょう

リソース不足という問題は、自社内で無理をして解決に向かうのではなく、外注を使うことでの解決が可能です。ただし、外注する際には「外注という行為での工数削減」を目標とするのではなく、自社の課題に特化した外注先に依頼をすることで自社の工数を削減しつつ、スピーディに・効率的に成果を出すことが可能になるというメリットがあることも忘れないようにしましょう。

上記の4ステップを確認し、外注の適切な活用方法や正確なパートナー選びを理解した上で、「外注」という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?


おまけ

ferret Oneでの提供可能なメニューの一覧をご用意しております。
是非ご覧くださいませ。また、ご興味がある内容がありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

提供内容
メニュー名
期間
価格
人材常駐支援
作業人材常駐プラン
3ヶ月~
月額70万円~
戦略設計人材常駐プラン

3ヶ月~

月額100万円~

マーケティングサポーター

3ヶ月~

月額30万円~

コンサルティング
支援


広報内製化コンサルティング

3ヶ月~

月額60万円

LPOコンサルティング

3ヶ月~

月額20万円

コンテンツ
制作支援










記事初期戦略
1ヶ月

30万円/回

ホワイトペーパー初期戦略

1ヶ月

30万円/回
ターゲット分析

1ヶ月

20万円/回

記事コンテンツ制作代行
5記事~

月額30万円~

広告運用代行

3ヶ月~

月額30万円~

(手数料別)

ホワイトペーパー制作代行

1本~

30万円~/本

サービス資料制作代

1本~

30万円~/本

インタビュー記事制作代行

1本~

25万円/本

インタビュー記事×事例集制作代行

5本~

20万円~/本

動画制作代行

1本~

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岩本 梨奈|ferret One CS
岩本 梨奈|ferret One CS
株式会社ベーシックに2020年12月入社。BtoBマーケティングツール「ferret One」のカスタマーサクセス担当をしています。これまではR&D室(新規チャネル発掘)→パートナーセールス(パートナーアライアンス)→マーケティング部に所属しておりました! 経歴:PMOコンサル企業で副社長秘書/モデル・イベントコンパニオン/イベント運営/音楽フェスティバル権利会社でのバックオフィス業務全般を1人で担当 などなど
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