catch-img

戦略設計〜作業までマーケのことをまるっとお任せ!「マーケ人材常駐プラン」とは?


目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.ferret Oneご利用のお客様によくある課題
    1. 2.1.リソース不足:マーケ人材の採用が進まない
    2. 2.2.リソース不足:他業務との兼務で対応している
    3. 2.3.ノウハウ不足:社内のマーケティングに関する知識や経験が不足している
    4. 2.4.ノウハウ不足: 社内にマーケターが1名だと情報共有が難しい
  3. 3.マーケ人材常駐プランとは?
    1. 3.1.どんなことができるの?
    2. 3.2.実際のマーケ人材常駐の流れ
  4. 4.実際の導入企業インタビュー(アルー株式会社様)
  5. 5.まとめ


はじめに

Webマーケティングを成功させるうえでは、「環境」「ノウハウ」「人材」の三つが欠かせません。本記事では、特にお困りごととして声をいただくことの多い「ノウハウ」と「人材」の2つについて解説します。また、『マーケティングに精通した人材を採用するのが難しい(ノウハウ+人材の獲得)』という問題をferret Oneのソリューションメニュー「マーケ人材常駐プラン」を活用して解決した企業様の成功事例と、同プランの詳細をご紹介します。


ferret Oneご利用のお客様によくある課題

多くのお客様から寄せられる課題として、「リソース不足」と「ノウハウ不足」が挙げられます。把握はしているものの、実際にこれらを解消するのはなかなか難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

  • 『BtoBグロースステップ』や『マーケティングサクセスパック』を通じて基本的なノウハウは身につけられたものの、それを活用するための施策リソースが足りない
  • マーケティングを担当するメンバーは揃っているが、経験者がいないために手探りの施策では思うような成果が出ない

お客様からこのような課題を聞くことは少なくありません。
「リソース不足」と「ノウハウ不足」、それぞれの課題が起こる要因を考えてみましょう。


リソース不足:マーケ人材の採用が進まない

マーケティングに精通している人材の採用は難易度が高いと言われています。

WANT条件として、お客様の業界の知識×マーケの専門知識・実務経験があると嬉しいですよね。また、Webマーケティングが当たり前になってきたこともあり、どの企業も積極的にマーケターの採用を進めているため、採用の難易度が上がっている、売り手市場となっているのが現状です。


リソース不足:他業務との兼務で対応している

マーケティングの立ち上げ〜初期フェーズでは、営業など他業務と兼務でマーケティング業務を行わなければいけないというケースが少なくありません。その一番の理由は、新設されたマーケティング組織が最も必要とするのが「現場の知見」であり、それが最も手に入りやすいことにあります。
既存の部門メンバーは顧客のニーズをきめ細かく把握しているため、その情報を元にウェブサイトに落とし込むことで、効果的なプロモーションが見込めます。しかしながら、新規のプロジェクトや日々の業務でリソースが枯渇し、マーケティングの優先度が下がり後回しになってしまうといった状況は特によく見られます。


ノウハウ不足:社内のマーケティングに関する知識や経験が不足している

マーケティングの施策を進めていくためには専門的な知識や経験が必要となります。失敗を重ねて成功を見つける方法もありますが、過去の失敗経験や成功体験があれば、成功までの距離を短縮することが可能となります。

しかし、多くの企業ではマーケティングチームを設立した初期段階では、企業内に十分なマーケティングの知識や経験が存在しないのが現状です。「自己学習で知識を得ることも大切だが、それには時間も必要で、一方で企業からは早期の成果が求められていて困ってしまう」といった悩みを持つ方も少なくないのではないでしょうか。


ノウハウ不足: 社内にマーケターが1名だと情報共有が難しい

マーケティングの知識が豊富な人がいたとしても、一人で全てを担当するとなると「この施策の成果はこれでいいのだろうか?」や「新しい戦略はこれで正しいのだろうか?」といった判断が難しくなります。情報や知識が日々変わり続けるマーケティングの世界では、「新しい戦略」を立てることが難しい状況もあります。

ferret Oneのお客様の中でも「マーケティング担当は社内で私一人」というケースは少なくありません。一人だと対話や意見交換、社内での情報共有の機会が限られ、新しい視点や情報を求めている方も多いのではないでしょうか?


マーケ人材常駐プランとは?

「マーケ人材常駐プラン」は、マーケ組織によくある「リソース不足・ノウハウ不足」という課題を、マーケティングの知識があり実作業もできる人材がお客様の会社のマーケターとして常駐することで解消する、ferret Oneのソリューションメニューです。

マーケ人材常駐では、マーケティングの戦略策定から実際の施策遂行まで、一気通貫で対応することが可能です。

「担当者が戦略を考えるから、実際にお任せしたいのは作業がメイン」という場合も、プロの意見を取り入れることで筋の良い戦略を描きやすくなります。
また「戦略策定から一緒にやって欲しい」「マーケ戦略を立てられない」という場合も、もちろんご支援可能です。


どんなことができるの?

市場調査から戦略設計、具体的な様々な施策の運用、効果測定・分析まで、マーケティング業務全般を行えます。
様々な業界のマーケに知見があるプロフェッショナルがいるため安心です!


実際のマーケ人材常駐の流れ

「マーケ人材常駐プラン」では、まず最初にどのような内容を実施していくかのご要望をヒアリングいたします。次に、担当との顔合わせと、大まかな実施工数のお見積りをご提示いたします。

キックオフミーティングでは現在の課題と今後の進め方についての確認を行います。お客様からのご要望もいただきながら、どのような施策内容で進めていくべきかの詳細をディスカッションします。

毎週の定期ミーティングでは、キックオフで決めた施策の取り組み・成果状況を報告し、結果を元に次に取り組むべき施策の策定、必要に応じて戦略を調整します。

  • マーケ戦略立案 / 施策立案
    • マーケ人材常駐プランでは、マーケティング戦略の立案から提案、実行、改善までの一連のサポートが可能です。Webマーケティングの実行に必要な人材が常駐し、マーケティング成果の最大化を支援します。
  • 施策実施・作業代行
    • お客様のWebマーケティング施策を実施します。LPO/EFO改善やSEOの改善、広告の運用実施、クリエイティブの作成など幅広い業務の対応が可能です。
  • 定例ミーティング
    • オンラインで実施される定期的な進捗共有と方針の確認ミーティングを行います。常駐人材によって実行された施策の進捗を共有し、今後の施策についての方針をすり合わせます。(週1回程度想定)


実際の導入企業インタビュー(アルー株式会社様)

ここからは、実際にマーケ人材常駐プランをご利用いただいた、ferret Oneユーザーであるアル―株式会社様の実践事例をご紹介します。

アル―株式会社
法人向けに研修やeラーニングを主なサービスとした「人材育成コンサルティング」事業
アルーは、企業のグローバル人材育成をはじめ、新入社員から中堅社員、管理職まで人材育成、社員研修を通じて、これからのグローバル時代を勝ち抜く組織づくりをご支援しています。


ferret Oneでご支援しているサービスサイトはこちら
・教育研修:https://service.alue.co.jp/
・LMS「etudes」:https://etudes.jp/

デジタルマーケティング部責任者:羽鳥様(左)
デジタルマーケティング部:坂口様(右)


今回のインタビュアーは、執筆担当である私岩本が担当させていただきました。

アルー様とはferret Oneご導入時から関わらせていただいており、また、人材常駐プランのご検討時〜実際の人材常駐プランでの伴走についても一緒に取り組ませていただきました。
現在も隔週での定例を設けており、アルー様のWebマーケティングの更なる発展を継続的に支援させていただいております。




ferret One岩本(以下、ferret One):弊社のソリューションメニューである「マーケ人材常駐プラン」を検討しようと思ったのはなぜでしょうか。

アルー羽鳥様(以下、アルー):当時、マーケチームのリソースを増やすべく採用を進めていましたが、そう簡単に上手くはいかないのが現状でした。

弊社はferret Oneの導入と同時に本格的にマーケ組織の立ち上げを行ったのですが、私自身も営業とデジタルマーケティング部の管理を兼務をしていたことにより、リソースがなかったですし、そもそものヘッドカウント(人数)が少ない状態でした。

マーケティングサクセスパックで毎月の伴走サポートも行っていただいてましたが、施策としてやりたいことはあるのに、リソースがネックになって実行できない状態が続いていましたね。

社内異動でマーケ人員増加も難しく採用も進まないのであれば、人件費ではない形でマーケノウハウのある人・作業ができる人手が欲しいと思って「マーケ人材常駐プラン」を検討しました。

ferret One:当時はご検討いただきありがとうございました。人材常駐で伴走させていただく中でも、成果は右肩上がりで非常に好調でしたね!
改めて、マーケ人材常駐プランの導入・ご利用により、得られた効果をお聞かせください。

アルー:マーケに知見のある人材が加わったことで、日次・週次で多くの施策を打つことができました。効果的なPDCAサイクルを回すことが可能になりました。
もし人材常駐の彼らがいなかったら、知見のないまま動いて効果の出ない施策で時間を費やしていたでしょうし、成果も遅れていたと思いますね

ferret One: 具体的にどのような点が改善されたのですか?

アルー: 私たちは元々施策の数を増やしたいと考えていましたが、人材常駐のおかげでそれが実現しましたし、合わせて短期間で成果も出たことで非常に満足しています。
彼らの経験に基づく知見があったからこそ、私たちだけでは判断できないような施策を実施することができたんです。
例えば、ポップアップの出し方やCTAの配置など、他社で成功している実際の数値をもとに、私たちも同様の施策を実行していくことができました。



ferret One: やはり他社の成功事例は取り入れていくべきですね!1番成果が出た取り組みとしては何になりますか?

アルー: 主な施策はブログのCVR向上とSEOの強化で、その関連として様々な施策を行いました。

具体的な実施施策としては、ブログからの訪問者に向けて、サービスページに流入しやすいようにブログ・サイト内のレイアウト改善を行ったり、コンテンツ強化を行いサイト内のCVポイントの設置を徹底しました。



ここでは実施した施策を言い切れないですが、これらによりブログのCVRが大幅に改善しました。

ferret One: 一緒に数え切れないほどの施策を行いましたね。
人材常駐を実施した結果、チーム全体・チームの皆様にはどのような影響がありましたか?

ルー: この経験は、私自身やチームメンバーの教育に大きく繋がりました。数字を見て施策の良し悪しを判断するスキルはもちろん、他社の成功事例を基に施策を考える意識も持つようになりました。彼らがいなければ、この短期間でこれほどの成果を上げることは難しかったでしょう。

ferret One: 成果が出なかった場合、どのような状況になっていたと思いますか?

アルー: もし施策数を増やせないまま成果が出ない状況が続いていたら、マーケティング側で予算を獲得することが難しくなり、新たな施策を推進することができなくなっていたと思います。でも人材常駐の彼らが私たちに背中を見せてくれたおかげで、プロのマーケティングの進め方を学ぶことができました。素人の戦略だったところから、一つ階段を上がったような感覚です。

ferret One: ブログのCVRは当時も劇的に改善したものの、今でも「凡事徹底」でPDCAを回していただきながら、日々数値としても成長しているところを拝見しております!

この度は「マーケ人材常駐」のインタビューに応じていただき、誠にありがとうございました!




まとめ

今回は、マーケティングの「リソース」不足を解決する「マーケ人材常駐プラン」について詳しくご紹介いたしました。

実際にマーケ人材常駐プランを利用したアルー株式会社様にもインタビューをさせていただき、当時のリソースとノウハウが不足しているチームでご活用いただいたところから、大幅なCVR向上やSEO強化などの具体的な成果、マーケティング部門のスキルアップ等、非常に嬉しいお声をいただくことができました!

今回の「マーケ人材常駐プラン」の詳細はこちらにも記載があります。
ソリューション資料のダウンロードは下記ページよりご確認くださいませ。


​​​​​​​

岩本 梨奈|ferret One CS
岩本 梨奈|ferret One CS
株式会社ベーシックに2020年12月入社。BtoBマーケティングツール「ferret One」のカスタマーサクセス担当をしています。これまではR&D室(新規チャネル発掘)→パートナーセールス(パートナーアライアンス)→マーケティング部に所属しておりました! 経歴:PMOコンサル企業で副社長秘書/モデル・イベントコンパニオン/イベント運営/音楽フェスティバル権利会社でのバックオフィス業務全般を1人で担当 などなど
ページTOPへ戻るボタン