広報に対する意識改革で、発信力強化を実現。
プレスリリースの精度も上がった
全国180箇所以上のスポーツクラブ運営のほか、企業や健康保険組合の健康づくり支援、全国の自治体の介護予防事業の受託、オンライン事業など、長期ビジョンである「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指し、健康分野におけるサービスを多岐にわたって展開する株式会社ルネサンス。
同社では、特にヘルスケア領域での認知を拡大するため、ferret Oneの「広報内製化コンサルティング」を利用しました。
サービス利用前の課題や得られた成果について、ヘルスケア領域の事業でマーケティング活動を担当する宮路さん、広報を担当する瀬戸さんに伺いました。
| 社名・サービス | 株式会社ルネサンス |
|---|---|
| 業種 | スポーツクラブ、介護リハビリ |
| 従業員数 | 1,000名以上 |
| サービスサイト | 働く人、暮らす人に活力を与える健康トータルソリューション |
| 利用サービス |
導入前の課題
- 力を入れている新規事業の認知度が低かった
- 事業部門によっては広報発信の意識が低く、情報の掘り起こしができていなかった
- 社内の別事業部の取り組みが見えにくくなっていた
導入後の効果
- 情報発信の必要性が高まり、リリース作成の精度が上がった
- 社内の情報を吸い上げて発信できる広報体制が整った
- 社外だけでなく社内にも事業の認知が広がった
広報内製化コンサルティングについて
ヘルスケア領域での認知度向上のために広報を強化したかった
広報内製化コンサルティングの利用前はどんな課題を抱えていたのでしょうか？
宮路さん：フィットネス業界では認知を獲得できていることに対して、自治体や企業、介護事業所向けのヘルスケア領域の事業にも力を入れているということが世間一般にあまり認知されていないことが課題でした。
ヘルスケア事業の認知度を高めるために、広報についての実践的な研修が受けられる「広報内製化コンサルティング」を利用しました。
（宮路さん）
「伴走してもらえそう」という信頼感からサービスを利用
広報内製化コンサルティングの利用の決め手は何でしょうか？
宮路さん：以前から、ferret Oneの伴走サポート（マーケティングサクセスパック）を受けていて非常に満足していたので、広報活動についても「伴走してもらえそう」という信頼感がありました。
色々な業者に発注するよりも、コンテンツ作りや伴走支援ですでに信頼関係ができている株式会社ベーシックに依頼するほうが良いと考えたことが、サービス利用の決め手です。
広報に対する意識改革ができ、プレスリリースのネタ探しの手法も学べた
広報内製化コンサルティング利用後にどのような変化があったでしょうか？
瀬戸さん：広報研修を受けてからは社内の情報からネタを見つけ、プレスリリースを出せる体制ができました。広報チームだけでなく、ヘルスケア部門のマーケティング部門と、コンシューマー部門のマーケ部門で定期的なミーティングで情報共有しながら広報活動を行っています。
広報を通じて社内の情報をいかに世に伝えていくのかという認識を社内で共有し、意識改革ができました。新しいことだけではなく、世の中の動きとそれに対して自社ができることの中からプレスリリースのネタを探すという手法を、ワークを通じて学べました。
（瀬戸さん）
リリースを通じた申込や、メディアへの転載増加などの成果が得られた
広報内製化コンサルティングの利用後、得られた成果について教えてください
宮路さん：2023年7月に、毎年10月にある「労働安全衛生週間」の時期に合わせて、転倒予防や姿勢のチェックなどを行う安全衛生のためのプログラムに関するリリースを出しました。同じ内容をBtoB向けのメルマガでも送ったところ、通常よりも高い開封率となり、プログラムへの新規申し込みが獲得できています。
▼安全衛生のためのプログラムに関するリリース（2023年7月）
宮路さん：2023年8月に出した「2040年を見据えた介護予防の取り組み」に関するプレスリリースは、リリース後のPRサイトからの転載数がこれまでのリリースと比較して増加しました。地域創生チームがリリースのたたき台を作成するにあたり、タイトルや内容について広報研修で培ったことが活かされた結果だと思います。
▼2040年を見据えた介護予防の取り組みにリリース（2023年8月）
瀬戸さん：夏に猛暑が続いていた同年8月には、スポーツクラブのお風呂をいつもより低い温度に設定する「ぬる湯のイベント開催」についてプレスリリースを行い、様々なメディアに転載されたことで波及効果が得られました。
▼「ぬる湯」のイベント開催についてのリリース（2023年8月）
宮路さん：研修で学んだネタ探しの方法で企画を行い、リリースから実際に反応が得られたことがモチベーションにつながっています。
社内のコミュニケーションが増えたことも、良かったことの1つです。スポーツクラブ事業とヘルスケア事業の担当者間でお互いの取り組みを知ったり、従業員の家族から良い反響が得られたりといった変化がありました。
企業の長期ビジョン実現に向けて広報活動を継続していきたい
広報活動についての今後の展望について教えてください
瀬戸さん：「人生100年時代を豊かにする健康ソリューションカンパニー」という企業の長期ビジョンの実現に向けて、スポーツクラブ以外にも様々な取り組みをしている企業だという認知を広めていきたいです。
そのためのアクションとして、最近はプレスリリースとして発信した内容を会員向けやnoteなどで情報発信することにも取り組み始めています。
新たな取り組みについて認知を広げたい企業におすすめ
広報内製化コンサルティングはどのような企業におすすめでしょうか？
宮路さん：新たな取り組みについて認知を広げていきたい企業や、事業がサイロ化してしまい、社内の別の事業部の取り組みが見えていない状態の企業におすすめです。
広報内製化コンサルティングの利用で、広報の成果や新たな気付きが得られると思います。
本日は貴重なお話をありがとうございました！
広報内製化コンサルティングのご紹介
ここからは、今回株式会社ルネサンスにご利用いただいた広報内製化コンサルティングについてご紹介します。
広報内製化コンサルティングとは
テレビ・新聞などのメディア露出に特化して、広報部の内製化とメディア関係者の紹介もセットで支援しているサービスです。
広報基礎・PR企画の発掘研修〜メディアアプローチ研修など広報に関する研修を網羅的に行います。また、研修の中ではメディア関係者の紹介も行い、メディアに取り上げられた内容についての二次活用の研修まで行うため、効果的な自社発信をしてマスコミの取材獲得ができる”攻めの広報”になるためのご支援をいたします。
こんな課題・お悩みをお持ちの方におすすめ
広報内製化コンサルティングは下記のような課題・お悩みをお持ちの方におすすめです。
- メディア露出を増やしたいが方法がわからない方
- 広報部門を内製化し、強化したい方
- メディアとの関係構築に課題がありPR活動の成果を最大化したい企業
特に、今回の事例である株式会社ルネサンスのように新規事業・新サービスを開始したばかりの企業・社内に広報の情報発信機能がない企業向けに基礎的な研修から応用的な活用方法まで広報内製化のご支援をします。
ご提供内容
自社の広報を「攻めの広報」として運営できるようにするために、一般的なPRの概念から独自の「仕掛ける」技術やサービスのPR方法を3ヶ月の研修を通してご支援します。
提供する具体的な支援内容は下記になります。
- 切り口発掘研修
- プレスリリース原稿作成研修
- メディアアプローチ研修
- 定例ミーティングの実施
- 新商品PR「仕掛ける」研修
- メディア実績二次活用アドバイス
- チャットグループ内質疑応答フォロー
- メディア人脈紹介
これらの研修により、自社の価値を見つけ出し、効果的なPR原稿を作成し、メディアに適切にアプローチする方法を学ぶことができます。
さらに、メディア実績の二次活用アドバイスやチャットグループ内での質疑応答フォロー、メディア人脈の紹介など、広報活動における都度のサポートと合わせて、今後の広報活動を「内製化」できるように基礎〜応用手法のご支援をします。
まとめ
この記事では、健康分野におけるサービスを多岐にわたって展開する株式会社ルネサンスがどのように「広報内製化コンサルティング」を活用しているかについての事例インタビューを紹介しました。
ルネサンスが取り組む「健康トータルソリューション事業」は、新規事業のため認知獲得が課題でした。その課題に対して「広報内製化コンサルティング」サービスを利用することで積極的に発信できる広報体制が整い、さらに副次的な効果として社外だけでなく社内にも事業の認知を広めることができました。
広報活動は企業の顔とも言える重要な機能です。そのため、広報部門を内製化し、組織全体の発信力を強化することは、長期的なビジョンの実現に向けてとても大切な役割となります。
ferret Oneが提供する「広報内製化コンサルティング」は、Webマーケティングの施策だけではリーチしづらい新たな顧客層への「認知」を広げることが可能です。
広報能力の強化と外部への積極的なアプローチを通じて、企業のマーケティング戦略の推進に繋げましょう。
ご興味のある方は、下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。
「広報内製化コンサルティング」メニュー紹介ページはこちら
https://fo-keiyaku.hmup.jp/solutionmenu/prconsulting
