ドメインパワー&配信リストゼロから月間CV1,200件へ。覚悟と情熱でレッドオーシャンを切り拓いた軌跡〜イベントレポート〜

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ドメインパワー&配信リストゼロから月間CV1,200件へ。覚悟と情熱でレッドオーシャンを切り拓いた軌跡〜イベントレポート〜

いつもお世話になっております。

ferret One カスタマーサクセス部 コミュニティ運営の長谷川です!

本日は2026年1月29日に開催した「U_fO Meetup!「ゼロからのスタート。レッドオーシャンへの挑戦!」 — ドメインパワー&配信リストゼロからSEOで道を切り拓くまで —」のイベントレポートをお届けします。
(ferret Oneユーザーコミュニティ「U_fO(ユーフォー)」について詳しく知りたい方は、コミュニティご紹介ページをご覧ください。)

2023年4月、株式会社ビジネスコンサルタントのデジタルソリューション事業のマーケティング・営業代行会社という形で設立されたLDcube株式会社
代表取締役の新井さんは、サイトの公開、展示会での名刺獲得、記事の量産、ウェビナー、メルマガ…

手探りのまま、あらゆる打ち手を試し続けます。

やがて相棒となるAIライティング「MABOW」と出会い、今となっては600本を超える記事と、細かなPDCAが、少しずつ数字を動かしていきました。

気づけば、四半期に一件だったコンバージョンは「月1,200件」へ。

レッドオーシャンの中で、後発の新規ドメインが存在感を放ち始めています。

本記事では、そんな“ゼロからのスタート”を乗り越えてきた株式会社LDcube 新井さんの覚悟と情熱、そして具体的な打ち手を、余すところなくご紹介していきます。

登壇者プロフィール

パネリスト

株式会社LDcube 代表取締役

新井 澄人 氏

株式会社ビジネスコンサルタントで、講師派遣型の人材育成支援から始まり、社内トレーナーの養成による人材育成支援、デジタルツールを活用した人材育成のDX化の支援まで、中小企業から大企業まで20年にわたり幅広いコンサルティングに従事。

新入社員研修からOJTリーダー研修、若手社員研修、管理職研修、幹部研修、営業研修、デジタル学習環境づくりのコンサルテーションなどに自らもコンサルタントとして登壇しながらも、人材育成・組織活性化・営業強化において講師派遣型の枠を超えた支援を実現するため、ビジネスコンサルタントの子会社である株式会社LDcubeの設立と同時に代表取締役に就任。

事業紹介

ferret Oneで運営しているサイト:https://ldcube.jp/


モデレーター

株式会社ベーシック
カスタマーサクセス部 
カスタマーマーケティンググループ所属
大井 菜緒

2019年より株式会社ベーシックへ入社。インサイドセールスからフィールドセールスまでを経験し、2021年6月からカスタマーサクセス部へ異動。現在は顧客の戦略設計から伴走サポートまでを幅広く担当。ウェビナーやテックタッチの設計等も行う。

1. ferret One導入初期の状況と記事制作の方針

「ゼロ」からの体制構築

大井:LDcube様は現在、月間1,200件以上のコンバージョン(CV)を創出されていますが、導入当初はまさに「ゼロ」の状態からの立ち上げだったと伺っています。

新井氏:そうですね。2023年4月に、親会社である株式会社ビジネスコンサルタントのデジタルソリューション事業のマーケティング・営業代行会社という形で、新会社「LDcube」を設立いたしました。当時の事務所には電話機が1台あるのみで、ドメインも新規で取得したばかりでしたので、検索エンジンからの評価も全くない状態でした。
掲載できる実績やコンテンツ、配信可能なメールリストも一つとして存在せず、まさに何もない状況からのスタートでございました。


大井:立ち上げにあたって、当初 ferret Oneではどのようなサービスを活用されたのでしょうか。

新井氏:設立の準備段階からferret Oneを導入し、「マーケティングサクセスパック」というコンサルティングプランを通じて、マーケティングの立ち上げをご支援いただきました。
当時はWebマーケティングの知見が乏しく、お恥ずかしい話ですが、キーワードの「検索ボリューム」という概念すら把握していない状況でした。
どのように記事制作を進めればよいかも模索しておりましたので、まずはferret Oneの
「記事制作代行」を活用し、月5本、計3ヶ月にわたる作成をお願いいたしました。
プロの方が作成された構成案や選定キーワードを確認するプロセスを通じ、記事の制作手法や考え方を学ばせていただいたのです。

※マーケティングサクセスパックとは

平日1日1本更新、半年で128本を公開

大井:ご支援を受けながら、自社のノウハウとして手法を蓄積していかれたのですね。

新井氏:はい。その過程で改めて支援担当の方に「成果を出すために必要な記事量」を確認したところ、
まずは60本、100本という数字がスタートラインになると伺いました。
それが「Webマーケティングにおける基本的なルール」であると理解した次第です。

大井:そこからの実行スピードには目を見張るものがありましたね。

新井氏:目標が明確になった以上、最短でやり切ろうと考えました。
そこで、代行プランを次の3ヶ月間は毎月15本に増枠し、計60本をプロの方に作成いただきました。さらに、その裏側で自社スタッフも代行と同じ本数の記事制作を並行して進めました。
2023年7月末に本格的な記事公開を開始してからは、平日1日1本のペースで更新することを目標に、同年12月中旬には累計公開本数を128本まで積み上げました
まずは「記事を公開し、土台を築くこと」を最優先事項とし、未経験ながら着実に遂行した期間でございました。

試行錯誤を繰り返した初期のウェビナー施策

大井:それだけのスピード感で取り組まれていたとなると、成果も早期に現れたのでしょうか。

新井氏:いえ、決して容易なことではありませんでした。サイトを立ち上げたばかりの時期は、当然ながら自然流入によるCVは発生いたしません。まずは営業活動の基盤となるリード(見込み顧客)を獲得するため、展示会に出展して名刺交換を行い、その方々へメルマガを配信することから始めました。

大井:初期の集客はオフラインでの活動が中心だったのですね。

新井氏:そうです。ただ、その獲得リストに対してウェビナーを開催しても、当初はお申し込みが1、2名ということもございました。開催当日、画面の前で待機していても誰も来ない。「無観客ウェビナー」も経験しました。

ですが、「途中で参加してくださる方がいらっしゃるかもしれない」という想いで、最後までウェビナーをやり遂げておりました。実際に、途中からご参加いただけるケースもあり、そうした一歩一歩の積み重ねが自信に繋がっていきました。

大井:記事を継続して制作されていても、成果として現れるまでには一定の期間を要したのでしょうか。

新井氏:最初の3ヶ月間は、ほとんどCVがございませんでした。あっても「3ヶ月で計2件」という状況です。ただ、管理画面を確認すると、毎月セッション数(訪問者数)が確実に増加していることが分かり、それが大きな励みとなりました。

大井:その期間を経て、最初のCVが発生した際のお気持ちはいかがでしたか。

新井氏:鮮明に覚えております。一緒にやってきたメンバーと「ついに来た!」と喜びを分かち合いました。
実はその初CVは、検索ボリュームがわずか「10」という非常にニッチなキーワードからでした。「よくぞこの記事を見つけてくださった」と、心から感謝したことを覚えております。

大井:着実な取り組みが、成果として実を結んだ瞬間ですね。現在苦戦されている担当者の方にとっても、この「初期の準備期間」の重要性は非常に参考になるかと思います。

新井氏:はい。最初は成果が目に見えなくても、行っている活動を信じて継続することが肝要です。その期間をいかに粘り強く進められるかが、結果として成果への近道になるのだと考えております。

2. レッドオーシャンへの挑戦で意識したこと

大井:初期に120本以上の記事を量産されましたが、内容面ではどのような戦略を立てられていたのでしょうか。

新井氏:実は、施策を進める中で、人材育成という業界はWeb上でも非常に競争が激しい「レッドオーシャン」であることを痛感いたしました。当初は手探りでの参入でしたが、既存の競合サイトに対して独自性を出すため、戦略を以下の4点へとアップデートいたしました。

勝機を見出す4つのコンテンツ戦略

  1. ロングテールワードでの確実な成果創出
    まずは検索ボリュームが10〜50程度の、ニッチなキーワードを確実に獲得する戦略に注力いたしました。

    「ボリューム100」のワードですら当時の私たちには大きなハードルに感じられましたので、
    徹底して限定的なニーズを探り、上位表示を狙っていきました。
  2. 競合分析に基づくコンテンツボリュームの最適化
    当初は3,000〜4,000文字程度で構成しておりましたが、上位表示されている他社サイトを分析すると、

    8,000文字から12,000文字、平均すると10,000文字という厚みがあることが分かりました。
    そこで、公開済みの記事をすべて10,000文字以上にリライトする作業に着手し、
    現在は作成段階から十分な情報量を備えた記事を作成する体制を整えております。
  3. 「自社事例」と「独自性」の付加価値
    単なる情報の網羅だけでなく、自社ならではの視点を盛り込むことを意識いたしました。

    一般的な用語解説に加え、弊社の支援事例や知見を積極的に取り入れることで、読者の方々にとって有益であり、
    かつ独自性の高いコンテンツ作りを心がけております。
  4. 「トピッククラスター」による専門性の強化
    当初は幅広いテーマを網羅しようとしておりましたが、ドメインパワーを強化するためには「
    トピッククラスター」の考え方が不可欠だと判断いたしました。
    特定の領域に関連するキーワードを集中的に公開し、記事同士を内部リンクで繋ぐことで、検索エンジンに対して「この領域における専門サイトである」という評価を得られるよう工夫いたしました。

パートナーとしての外注活用と内製の切り分け

大井:制作代行(外注)と内製の分担については、どのような基準で判断されたのでしょうか。

新井氏:当初はスピードと量を重視し、リソースのバランスを考慮して分担しておりました。運用を重ねる中で確立された基準は、「その記事に自社独自の知見や情熱をどれほど盛り込むべきか」という点です。

例えば、用語解説のような客観的な事実に基づいた記事については、制作代行のプロフェッショナルの方々にお願いしております。一方で、弊社の想いや具体的なノウハウを深くお伝えしたいテーマについては、自分たちで責任を持って内製しております。この役割分担を明確にしたことが、品質を維持しながらスピード感を保つ鍵となりました。

3. 記事制作の工程と実際の記事の内容について

MABOWを「相棒」とした4ステップの制作フロー

大井:平日1日1本の更新を支える制作工程について伺います。AIツールの「MABOW」を非常に効果的に活用されているそうですね。

新井氏:はい。すべてを自力で執筆していた時期は、リソースの限界を感じることもございましたが、MABOWを活用することで効率が劇的に向上いたしました。現在は、MABOWを頼もしい「相棒」として、主に以下のステップで制作を進めております。

  1. ペルソナの深掘り:MABOWの「雑談する」機能を活用し、ターゲットとなるお客様が抱えるお悩みや、成し遂げたいニーズを具体化いたします。
  2. 見出しの構成:AIと共に抽出したニーズを基に、記事の骨子となる「見出し」を自身で設計いたします。
  3. 各章の肉付けと推敲:各章ごとにAIへ下書き作成を依頼します。生成された内容は必ず人の目で確認し、自社の知見や事例を加筆・修正して品質を高めていきます。
  4. 仕上げの生成:本文完成後、再度AIに内容を読み込ませ、記事の顔となる「リード文」や「まとめ」を生成して仕上げます。

「下書き作成」などの効率化できる部分はAIを頼り、読者の皆様に届ける「ストーリー(構成)」は人間が責任を持つ。この役割分担こそが、品質と量産を両立させる秘訣です。

(実際にMABOWを使って記事制作の工程を実演中)

※新井氏のMABOWの具体的な活用方法についてはこちらのアーカイブセミナーにてご視聴いただけます。

具体的な記事における成果

大井:こうした工程を経て制作された記事の、具体的な成果についても伺えますか。

新井氏:一例として、「ロープレチェックシート」というキーワードを狙った記事がございます。検索ボリュームは70程度と決して多くありません。一般的には「ロープレとは」といった用語解説の記事が多いのですが、私たちはあえて「チェックシート」という実務に近いキーワードを選びました。実務に直結するキーワードを選定したことで、現在弊社のサイトで最も多くのCVを生み出すコンテンツとなっております。

該当ページ:https://ldcube.jp/blog/roleplaying_checksheet250

新井氏:次に、検索ボリュームが1,000ほどある「営業 辞めたい」というキーワードにも挑戦しました。ここは業種の異なる転職系のサイトが非常に強い領域ですが、あえて「自社にしか書けない事例」をねじ込みました。
記事の中では、弊社のサービスを実際に利用されているユーザー様の声を反映しています。
「営業に疲れ、辞めたいと思っていた方が、人材開発部門へ異動し、弊社のプログラムに出会ってから部長にまで昇進された」という実話を盛り込みました。
「営業が嫌なら、研修講師や社内講師という道がある」というキャリアの提案は、一般的な転職サイトではまず書かない内容です。こうした独自の情熱やエネルギーが必要な記事については、必ず自社で執筆するようにしています。


該当ページ:https://ldcube.jp/blog/sales361

新井氏:また、検索ボリュームが49,500もある「人間関係」という超ビッグワードで、結果的に検索1〜3位に表示されることもできました。
「ビッグワードは狙わない」と先ほど申し上げたので矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、実は最初からここを狙ったわけではありません。
「人間関係 うまくいく方法」など、「人間関係」に関連する数百のボリュームのキーワードで10本ほど記事を出し、トピッククラスターで周囲を固めていったんです。
するとGoogleから「このサイトは人間関係に関する専門性が高い」と評価
され、気づけばビッグワードでも上位を獲れていました。

該当ページ:https://ldcube.jp/blog/humanrelationship370

「最初からビッグワードを狙う」のではなく、「トピッククラスターで包囲網を作った結果、ビッグワードが獲れる」。これが弱小ドメインから始まった私たちの、一つの到達点だと思っています。

4. 【最新の取り組み】月間1,200CVを突破した施策

施策の連動による相乗効果

大井:現在はどのような施策を強化されているのでしょうか。

新井氏:直近では、コンバージョン数のさらなる拡大に注力しております。具体的には、これまでに蓄積した記事をテーマごとに再構成し、新たなホワイトペーパー(資料)を量産いたしました。

これまでは記事単体でのアプローチが中心でしたが、これらの資料をプレスリリースやメルマガを通じて発信することで、各施策が「線」となって繋がり、先月のコンバージョン数は1,200件を超える成果を収めることができました。

また、戦略的なチャレンジとして、あえて検索ボリュームが「0」のキーワードでも記事を書いています。例えば、「人材育成 自動化」というキーワードです。ツール上の検索ボリューム数はゼロですが、私たちの目的は流入(アクセス数)を増やすことではなく、あくまでコンバージョンを獲得することにあります。実際にこの記事からも、着実にコンバージョンが生まれているんです。

大井:検索ボリュームが「0」のワードを狙うというのは、マーケターとしては勇気がいりますよね。

新井氏:そうですね。当初は「人材育成 DX」というキーワードを狙おうと考えました。
しかし、実際に検索してみると、上位に出てくるのは「DX人材をどう育成するか」という話ばかりだったんです。私たちが提供したいのは「データやツールを使って、人材育成そのものを効率化・自動化する」という趣旨でしたので、既存のキーワードではターゲットと少しズレが生じてしまいます。

そこで、あえてボリュームゼロの「自動化」という言葉を選びました。この言葉で検索する人は非常に少ないですが、だからこそ、その言葉で見つけてくれた読者は私たちのサービスと非常に親和性が高く、高い確率でコンバージョンしてくださいます。

まずは「王道」で土台を作ることが大前提

新井氏:ただし、最初からボリュームゼロの記事ばかりを書いていても、サイト全体の土台はできあがっていきません。

まずは先ほど申し上げた「トピッククラスター」の戦略で、関連する王道のキーワードを網羅し、ドメインの評価を蓄えていくことが先決です。サイトとしての「地肩」が強くなった今だからこそ、こうしたニッチなキーワード戦略も生きてくると考えています。

5. 成果を出すために「必要なこと」と「やってはいけないこと」

大井:最後に、Webマーケティングに取り組まれている皆様に向けて、アドバイスをいただけますでしょうか。

新井氏:私が実体験から学んだ、大切にしているポイントがいくつかございます。

成果を出すために「必要なこと」

  • 「覚悟と情熱」
    記事を100本以上書くのは、正直に言って非常に「面倒くさい」作業です。しかし、そこから逃げてはいけない覚悟と、自分たちが発信した情報で「このお客さんが成功した」という事例を一つでも作っていく、情熱を持つことが大切です。
  • マーケティングについて学習する
    「検索ボリューム」という言葉すら知らないゼロからのスタートでした。戦略を立てるためには、最低限の知識は不可欠です。「わからない」で済ませず、自ら学習し続けることが、正しい戦略を立てるための土台となります。

「やってはいけないこと」

  • メンバーへの「丸投げ」

実は最初、私もメンバーに記事作成を丸投げしていたんです。責任者が中身を理解せず、現場に押し付けるだけでは、質の高いコンテンツは生まれません。まずはリーダー自身が「大変さ」を理解していくことが重要です。

6. 質疑応答

質問1. モチベーションが上がらない時、どう自分を奮い立たせていましたか?

新井氏:成果を気にしすぎると手が止まってしまうので、まずは『平日1日1本、12月中旬までに120本公開する』ことをやり切ることだけを考えておりました。いつ結果が出るか分からない不安はありましたが、成果ではなく『決めた量をやり切ること』だけをまずは追いかけ、書き続けました。

質問2. 施策の管理や成果のモニタリングは、具体的にどのような運用をされていますか?

新井氏:毎週月曜日に定例の『編集会議』を実施しています。そこで『先週何をやったか』『今週は何をやるのか』をすべて確認し、タスクを動かしています。管理にはExcelのシートを使っていて、週に一度必ず進捗をチェックする仕組みを定例化しております。

質問3. MABOWの活用前提で、どのプランを契約するかを検討されていたのですか?

新井氏:はい。最初から、MABOWを使いたくて、MABOWを利用できる『ferret One CMS+リードジェンプラン』を契約しました。その後、Salesforceを顧客情報管理の基盤にする構想があり、マネーフォワードなど他のツールとの連携も含めて一気通貫で管理したかったので、MAプランへアップグレードしました。

質問4. コンバージョン(CV)をKPIにする上で、CTA(行動喚起)の設置で気をつけていることはありますか?

新井氏:記事の内容に密接に関連したホワイトペーパーのCTAを、見出しの下など目立つ場所に必ず入れるようにしています。また、すべて完璧ではありませんが、『おすすめ資料6点セット』のようなボタン型CTAを随所に設置したり、ポップアップも活用しています。トピッククラスターで記事を固めているので、同じテーマの記事群には、関連する資料をまとめて提示するように設計しています。

質問5. 独自性のある記事が書けずに悩んでいます。現場の声をどうやって記事に反映させていますか?

新井氏:営業担当と定期的に情報交換をするのはもちろん、可能であれば商談に同席させてもらったり、商談の録画を見たりして、『お客様が実際にどんな言葉を使って会話しているか』を直接拾いに行くことをお勧めします。現場の人に『ネタをちょうだい』と言ってもなかなか出てきません。だからこそ、自分から現場に近い一次情報を拾いに行き、それをそのままネタにする。これが独自性を出す一番の近道だと思います。

質問6. リライトする記事はどのように選定し、どのような方法で行っていますか?

新井氏:選定基準は2軸あります。1つは『上位を狙っているのに順位が伸び悩んでいる、または順位がついていない記事』。もう1つは『更新履歴が古いもの』です。方法は、競合の記事を読み込んで『自社に足りない要素』を特定し、内容を補強していきます。初期はボリュームが全く足りなかったので、要素をどんどん足して文字数を倍以上に増強することもありました。一度出して終わりにせず、リライトによって順位が上がるのを実際に経験しているので、継続的なメンテナンスは不可欠だと実感しています。

さいごに

本イベントの講演内容で特に印象的だったのは、新井氏が最後、成果を出すための極意として掲げられた「覚悟と情熱」という言葉です。

「Webマーケティング未経験」という状況に立ち止まることなく、平日1日1本の記事更新を自らに課して半年間で128本を書き切る。その泥臭いまでの継続と、MABOWを「相棒」として使いこなしながらも、肝となるストーリーには自社の想いを込めるという妥協のない姿勢が、
月間1,200CVという驚異的な成果をたぐり寄せたのだと感じさせられました。

「知識やリソースが足りない」
「成果が出るまで継続できない」
といった課題に直面している方々にとって、仕組みを信じて実直に走り抜くことの大切さを説いた今回の事例は、非常に大きな勇気とヒントを与えてくれたのではないでしょうか。

新井氏、貴重な体験談をご共有いただき、誠にありがとうございました。

ferret One ユーザーコミュニティのご案内

ferret Oneでは、今回のようなユーザー様による事例発表会を不定期で開催しております。現在、コミュニティ会員数は300名に迫っており、マーケティングの知見を深め合う限定コンテンツやイベントを多数実施しております。

<コミュニティにご参加いただくメリット>

  • ferret Oneユーザー間交流:オンライン上での情報交換や、対面での交流会への先行ご招待

  • プロダクトへの参画:機能改善要望ができる「目安箱」の投稿や、新機能の先行モニターへのご案内

新井氏のように、切磋琢磨しながら成果を目指す仲間との繋がりをご希望の方は、ぜひお気軽にコミュニティへご参加いただけますと幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

長谷川 典子|ferret One CS
長谷川 典子|ferret One CS
2021年より株式会社ベーシックへ入社。カスタマーサクセスでWebサイトの戦略設計やマーケティングの戦略設計のオンボーディングを担当し、2025年5月からカスタマーサクセス部へ。コンテンツ設計や顧客のコミュニケーション設計を行い、現在はU_fOコミュニティマネージャーを担当。 経歴:大手総合化学メーカーで営業アシスタント/クラウドソーシングサービスの営業を担当。
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